PENANG WORLD MUSIC
FESTIVAL

2013

打雅奴
World Music Fest adds Lustre to
Pearl of the Orient

30th&31th Marth2013
Quarry Park、Penang Botanic Garden



PENANG WORLD MUSIC FESIVAL 2013
BANDS LINE UP


Mu
Portugal
AkashA
Malaysia
Kimi Djabate
Guinea−Bissau
Dende and Band
Brazil&USA
Rimba
Malaysia
DAGAYA
Japan
Oratineza
Bulgaria
Kalayo
Philippines
Inka Marka
South America
Nasout
Iran
Saharaja
Indonesia
Alp Bora Quartet
Turkey&Austria

打雅奴(DAGAYA)/JAPAN 
 
DAGAYA is a Japanese traditional music group from Nagoya City、established in 1997.This group ensembles various kinds of japanese musical instruments such as drum(Taiko)、bamboo flute(shino-bue)and shamisen(Japanese guiter).Apart from concert performing DAGAYA members are just like normal people who have their own homes and daily jobs.It is because of their enthustic to araditional music instruments、they decided to carry out the mission to introduce japanese culture and the joy of playing traditional music to the world.DAGAYA had performed also in the 16th Penang Bon Odori Festival in 2012 .
(PWMF2013のDAGAYA紹介文) 

   東洋の真珠、ペナン島
   

 マレーシアの「ペナン島」でワールド・ミュージック・フェスティバルが開催されました。ペナン島の世界遺産の「ジョージタウン」から少し離れた「ペナン植物園」に巨大なステージが設置され、世界各国からその国特有の民族音楽を演奏するミュージシャンが集まりました。日本からは昨年「ペナン盆踊り大会」に出演した縁で、打雅奴に有り難いことに出演依頼が来ました。ペナン州政府、日本領事館の推薦だということでした。今回はハード・スケジュールのため観光は後回しでした。

   ペナン日本領事館歓迎パーティー
  
 日本領事館には今回のフェスティバル参加において、ペナン州政府やイベント主催者との交渉に多大な協力を頂きました。特に、領事館の西沢さんはピンクハイビスカスや日本人学校から和太鼓と太鼓台をお借りするのにも尽力してくださいました。ペナン到着の夜、日本領事館からお招き頂き、日本と関係が深い現地の方々と、温かい交流の場に参加させていただきました。お礼も兼ね、少し演奏を致しました。美味しい料理に飲み物、楽しいひと時でした。
 



   リハーサル風景
  
 出発直前までバタバタして、出発便が飛ばなかったり、香港で一泊しなくてはいけなくなったり、果たして現地に無事着くのか不安が続いていました。でも多くの方のご協力を頂き、リハーサルには準備万端で臨めました。「ペナン植物園」に設置された巨大なステージ。ただ南国マレーシア、気温30度を超える中でのリハーサルになりました。ホテルに帰って、近くの屋台で乾杯です。
 



   ウェルカム・ディナー
  
 ペナン・ワールド・ミュージック・フェスの前夜祭「ウェルカム・ディナー」が世界遺産ジョージタウン『クー・コンシー』で開かれました。今回参加のミュージシャンが勢ぞろい。打雅奴は和をアピールするため法被、着物、浴衣で参加です。「InkaMarka(南アメリカ)」と「Oratnitza(ブルガリア)」が素晴らしい演奏を披露してくださいました。美味しいマレーシア料理を頂きながら、ライトアップで優雅に映える『クー・コンシー』を後ろに、音楽を聴きながら心穏やかな時間を過ごすことが出来ました。



   ワークショップ(BlowMeDown)
 
 
周りは高い崖に囲まれた美しい広場にて、ペナン・ワールド・ミュージック・フェスのワークショップが開催されました。世界中の横笛・たて笛が大集合、さまざまな打楽器とともに『BlowMeDown』というテーマで行われました。アンデスは「ケーナ」、アブリジニは「ディジュリドゥ」、アラビアは「ネイ」、日本は「尺八」。他にも珍しい楽器がたくさん登場して、面白いワークショップで大変盛り上がっていました。言葉は通じなくても、音楽を通して心は通います。



   ペナン・ワールド・ミュージック・フェスティバル
 
このフェスティバルはボルネオ島で夏に行われるマレーシア最大の音楽フェス『RainForestWorldMusicFestivsl』を手掛けるスタッフが世界遺産「ペナン島」にて規模を大きくして実施したものです。「ギニアのアフリカ音楽」「カポエラ」「イスラムの神秘主義のスフィ」「アンデスの哀愁あるメロディー」他にも一流のアーチスト達の素晴らしい演奏が繰り広げられました。



   打雅奴(DAGAYA)、No1

 
今回、打雅奴は8名で参加しました。他のグループは世界各国から選抜されたプロ、打雅奴はアマチュアです。演奏前はかなりのプレッシャーでした。他のグループに負けず劣らない演奏が果たしてできるのだろうか、不安は尽きませんでしたが、今まで練習を重ねてきた努力を信じて精一杯頑張るしかありません。打雅奴のメンバーが英語で打雅奴と日本の文化を紹介して演奏が始まりました。



   打雅奴(DAGAYA)、No2

 
舞台効果の白いけむりが立ち込める幻想的な雰囲気中、法螺貝の響きから「熊野」のメロディーが会場に流れると、会場の空気は緊張につつまれます。和の空気が観客の心をつかみ、皆集中して聴いているのが感じ取れました。「伊吹おろし」が終わると盛大な拍手と歓声。やっと安堵するとともに、打雅奴のメンバーの緊張が取れ、のびのび演奏ができました。今までで一番の演奏ができたと思います。



   フェスティバルの記者会見
 
フェスティバルの記者会見があり、6名の代表が参列しました。打雅奴からは本多氏が日本代表です。本多氏に、今回打雅奴のお世話係担当の「スーさん」が付き添いです。「スーさん」はペナン到着から最後までボランティアでほとんど行動を一緒にし、いろいろお世話してくださいました。明るく元気な彼女のおかげで、より楽しい演奏旅行になりました。



   ワークショップ(DAGAYA)

 
二日目のワークショップの一番は『DAGAYA』でテーマは「SAKURA of JAPAN」、日本の楽器で日本の音楽を紹介です。楽器紹介をしながら「八丈太鼓」「さくらさくら」「屋台囃子」を演奏した後、集まった子供たちと日本に興味のある人達と和太鼓体験。最後は篠笛のメロディーにのせて皆で演奏しました。



   ワークショップ(打楽器・弦楽器)
 
二日目のワークショップDAGAYAの次は「世界の打楽器の紹介&セッション」と「世界の弦楽器の紹介&セッション」でした。日本から取材に来られたS氏、YAHOO!Newsの記者でもありまして、後日PWMFでの打雅奴の活躍をYAHOO!Newsに載せて下さいました。一人ずつソロ演奏を回して楽器紹介して行きますが、自分の番は緊張しましたが、世界のアーチスト達との共演、一生忘れられません。



   ペナン・ワールド・ミュージック〜FINAL〜
 
フェスティバルのFAINALは出演者が順番に登場して紹介されます。そして最後は全員でセッション、盛り上がります。観客の皆さんも一緒になって大騒ぎになります。舞台裏は国際交流の場でした。言葉は通じなくても音楽で心のつながりができます。このイベントは4回目だということ、いつの日かまたお誘いがあれば、喜んで参加したいですね。