マレーシア・ペナン盆踊り大会2014
 PENANG BON ODORI

19July2014

打雅奴

日本盆舞節



和太鼓グループ打雅奴



   東洋の真珠、ペナン島


ペナン盆踊り大会は2度目の出演となりました。今回は打雅奴スペシャルメンバーの8名と、愛知県稲沢市の郡上踊り研究会「愛翔」さん12名での演奏旅行になりました。マレーシア、ペナン島、ジョージタウンのエスプラネード広場で「盆踊り大会」は開催されました。ジョージタウンは「ミッスクカルチャー」色んな国の文化が混ぜこぜになった刺激的な街です。

   打雅奴スペシャルユニット
   


今回の海外遠征打雅奴は正規打雅奴メンバーに唄姫と鳴り物担当に高橋房子さん、口上と唄&和太鼓&踊りに林みどさんが加わりました。二人とも明るく元気で、美女四名となり楽しい演奏旅行になりました。打雅奴メンバーだけど伊勢の神恩太鼓の都築君が、参加してくれたおかげで演奏内容もしっかりしたものになりました。真摯に練習を重ね、ペナンに乗り込みました。


   日本人学校特別授業
   


ペナンの日本人学校での特別授業「日本の音楽と踊り」。打雅奴の和太鼓和楽器演奏は「斎太郎節」「さくらさくら」「ソーラン節」。次に愛翔さんの踊り、本場仕込みの郡上節「かわさき」「春駒」と青塚古墳テーマ曲「にわ謡」。そして体験コーナーは「春駒」の踊りを教えて、最後にみんなで踊りました。素直で元気な子供たち、海外生活で積極性を身に着けて将来が楽しみですね。

   日本領事館亭にて歓迎会
   



ペナンの日本領事官邸に招待され、交流会に参加しました。打雅奴&愛翔で「和の音」を披露しました。「荒城の月」「郡上かわさき」「郡上春駒」、打雅奴の演奏&愛翔さんの踊り。その後は、美味しい日本食をいただきながら楽しいひと時を過ごしました。今回の演奏旅行の準備手配等はすべて領事館の職員がしてくださいました。

   ペナン盆踊り2014開会式
   



ペナン盆踊りは、マレーシア各地の日本人会、マレーシア人の日本留学同窓生が中心に、日本とマレーシアの良好な関係と、文化交流のために開催されています。ペナン州の観光イベントとして認められ、毎年5万人以上の人々が参加されます。ペナン州の知事に打雅奴&愛翔で小型の和太鼓をプレゼント致しました。

   打雅奴&愛翔の演奏、第一部



第一部の演奏はラマダンを挟んで、まだ明るい時間帯の演奏です。ほら貝の音から始まり「熊野」「八丈太鼓」「さくらさくら」を打雅奴が演奏。その後、愛翔さんが「正調かわさき」。そして打雅奴&愛翔で「かわさき」。ペナンはイスラムの方も多いためラマダン時間は演奏不可能です。ラマダン後に「竹田の子守唄」「ソーラン節」「春駒」「にわ謡」、大観衆の前でのパフォーマンスでした。

   打雅奴&愛翔の演奏、第二部



第二部、ペナン時間で午後9時、日本人会の盆踊り、よさこいソーランなど、地元の日系人&日本に興味があるマレージアの人々のパフォーマンスの後に再びステージに。打雅奴の「みやび」「斎太郎節」から始まり、愛翔さんとのコラボ「郡上春駒」。高速春駒で舞台の上も盛り上がり、最後に広瀬まりさんの「にわ謡」で日本の心(大地を天を自然を大切にしてともに生きる精神)をペナンの人々にお伝えしました。



   盛大なペナン盆踊り大会


のべ5万人の人々が集まる一大イベント、心配したスコールも無く夜遅くまで祭りは続きました。最後は盛大な花火で締めです。ペナン島はイスラム、中華、インド系さまざまな民族が暮らしています。この盆踊り大会の目的は「日本の文化紹介」です。と同時に暑いペナンに暮らす人々に、楽しいひと時をプレゼントすることです。

   ピンクハイビスカス交流会


ペナン盆踊り大会には一昨年参加しています。その時は日本から演奏に使う和太鼓をペナンに空輸しました。領事館から、日本人学校の卒業生で和太鼓チームを作りたい子供たちがいることを知り、和太鼓五台プレゼントしました。その和太鼓チーム「ピンクハイビスカス」の練習場に招待され交流会を開きました。なによりも驚いたことは、すごく上手になっていたこと。将来が楽しみですし、和太鼓を大切に有効に使ってもらえてること嬉しかったです。

   ペナン演奏旅行、無事終了



ペナン盆踊り演奏旅行、大きな問題なく無事に終わりました。JFF高橋社長と前回と同じガイドのジョニーさん、いろいろ心細かくお世話してくださり楽しい旅行になりました。そしてイベントに向けて現地で和太鼓の準備から、州政府との交渉等してくださった西澤領事には感謝してもし切れません。ペナンは打雅奴にとって一番好きな外国の街です。